症例集

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叢生の症例

21歳、女性。歯のガタツキを主訴に来院されました。叢生(歯のガタツキ)の程度は中程度となり、抜歯するか否かの判断では、ボーダーラインの症例になります。この方の場合、歯列の幅が狭かったので、上下歯列ともに側方へ拡大してからリンガルブラケットを応用して治しました。治療期間2年6ヶ月、費用88万円(税込)。上下唇の前後的位置は、初診時と変わらず、抜かないで治療したからといって、口元が前へ出たということはありません。歯根吸収はレントゲン写真で確認し、みられませんでした。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。
術後の写真でおわかりのように、後戻り、う蝕、歯周病等はみらません。

 
 

症例1

17歳7ヶ月、女性。上前歯の突出とガタツキを主訴に来院されました。上の前歯が下に対して13㎜出ています。術前の顔写真では、上の前歯が上下口唇の間から見えています。口唇閉鎖が困難な状態がうかがえます。上下左右小臼歯各1本抜いて治療を進めました。使った装置は、歯の表側にブラケットを装着しました。治療期間1年8ヶ月、治療費66万円(税込)。術後の側貌写真では、口元が引き締まり知的な感じが出ていると思います。この症例の場合、上前歯にわずかな歯根吸収がみられました。後戻りはありません。う蝕、歯周病、疼痛はみらません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例2

20歳、女性。上前歯が突出しているという主訴で来院されました。下前歯に対して、上前歯が10mm程出ていましたので、上左右小臼歯各1本を、下は抜かずに歯の表側にブラケットの装置を装着し、治療を始めました。途中からヘッドギヤーを使ってもらい、上奥歯が前に引っ張られないようにしながら慎重に前歯を後ろに牽引しました。治療期間は2年2か月。真横からとった口腔内写真を、治療前後で比較してください。上の前歯がしっかり後ろに位置付けられていることがわかります。治療費68万2000円(税込)。歯根吸収は見られませんが、少し上歯列に空隙が保定中にでてきました。う蝕、歯周病、疼痛はみらません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例3

44歳、女性。主訴は上の前歯前突、下の叢生。この方の場合は、上にも下にも問題がありましたので、上下同時に歯を動かすことができませんでした。
まず、上歯列を支えにして、下歯列の叢生を改善した後、今度は下歯列を支えにして上前歯の前突を治しました。
上の第1小臼歯を抜歯、マルチブラケット装置で治療しました。上下別々で治療しなくてはならなかったため、治療期間3年11ヶ月と非常に長くかかりましたが、今では固定ねじが利用できますので、2年程度で治療を終えることができます。術前後の横顔を見比べてください。術後口元が引き締まり知的なオーラが出ています。費用が71万5000円(税込)。歯周組織に対しては治療中よくコントロールされ、今も保定中です。若干、歯肉部の空隙がみられますが、う蝕、歯周病、歯根吸収、痛みはみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例4

59歳女性。口唇の突出を強く気にされていました。抜歯部位は、上左右、下左の小臼歯各1本と、歪な冠がかぶされている下の前歯です。右上臼歯部には固定ねじを植え、これを支えにして歯を移動しました。治療期間2年2か月。正貌、側貌の顔写真で、口元の引き締まり具合を術前後で比較してみてください。

症例4

39歳、女性。上下前歯のガタツキを気にされていました。ガタツキの度合いが強かったので、上下左右小臼歯各1本を抜き、マルチブラケット装置とヘッドギヤー、口腔内ゴムを熱心に使ってもらいました。成人の場合、どうしても歯の移動が遅く、治療期間は3年7ヶ月かかりました。治療後ガタツキはきれいに改善されています。保定中まずかに隙間があいてきた所があります。歯周組織は健全に保たれています。う蝕、歯根吸収、疼痛はみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例5

舌側矯正装置(リンガル装置)を応用した症例です。
21歳10か月女性。歯並びのガタツキと見かけが悪いという訴えのもとに治療開始しました。上歯列のガタツキが目立ちます。上下左右の小臼歯各1本を抜き、上歯列には舌側に、下歯列には唇側に装置を着けました。治療期間2年3ヶ月。舌側から治療すると必ず治療期間が長くなる、というものでもありません。治療費88万円(税込)。歯根吸収等はみられませんでした。後戻り、う蝕、歯根吸収、疼痛はみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例6

25歳、女性。前歯部の叢生を主訴に来院されました。上前歯部に叢生がみられ、上下前歯がほとんど、つき合わせの状態でした。患者さんの希望により、上は舌側に、下は唇側に装置をつけ、上下左右各1本小臼歯を抜いて治療を開始しました。治療期間2年5ヶ月、費用88万円(税込)。ガタツキは改善し、臼歯部もうまく噛み合わさっています。歯根吸収等はみられません。後戻り、う蝕、歯根吸収、疼痛はみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例7

24歳、女性。「口唇が閉じにくい」ということを主訴にラインされました。上下口唇の力を入れずに、自然に唇が閉じられるようにするには、上下前歯を後方に移動しなかればなりません。
このため、上下左右第1小臼歯を抜歯し、上の顎に左右1本ずつ固定ネジを植えました。装置は、上には舌側装置、下には頬側に装置を装着し、3年かけて治療を行いました。横顔および前歯を真横から撮った図(図-1,5、図-6,10)を治療前後で比較してください。
上下前歯も後方に後退傾斜し、それに伴い上下口唇は後退し自然な口唇閉鎖が得られています。費用88万円(税込)。歯根吸収や後戻りは見られません。後戻り、う蝕、歯根吸収、疼痛はみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

症例8

19歳、女性。上の前歯1本が内側にずれて萌えて、発音がしにくいということを訴えて、来院されました。口腔内を見ますと、左上の2番目の歯が完全に舌側に転位し、そのため上下の正中線は4mmずれていました。
治療は上下左右第1小臼歯を抜歯し、上には裏側に、下には表側に装置を装着しました。治療期間2年7か月。
治療後は上下正中は一致し、上下の歯はしっかり噛み合わさり、発音の面でも不満はないそうです。患者さんには満足していただいております。費用82万5000円(税込)。歯根吸収、後戻り、歯周病等はみられません。
【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用】
後戻り、歯根吸収、う蝕、歯周病、疼痛等があげられます。

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